基本方針 basic policy

今年度基本方針

東大阪青年会議所では、毎年方針を掲げております。

  • みんなで会員拡大を成功させよう
  • 誇れるまちのために行動しよう
  • 信じあえる仲間と成長を続けよう

理事長所信

2017年度基本理念 東大阪を誇りに思う未来のひとづくり 東大阪を誇りに思う未来のひとづくり

東大阪JCの灯

一つの灯火を掲げて一隅を照らす。そうした誠心誠意の歩みを続けると、いつか必ず共鳴する人が現れてくる。一灯は二灯となり三灯となり、いつしか万灯となって、国をほのかに照らすようになる。これは幼少期を東大阪で過ごした安岡正篤先生が青年たちを相手に語られた言葉です。そして1957年、安岡先生を師と仰いだ青年たちにより東大阪の地にも、一つの灯火が掲げられました。やがてその灯は広がり、理念に共鳴した多くの青年が新たな火種となり、60年にも亘り地域を照らし続けてきました。我々が今日JC運動を行えるのは偉大なる先輩方が創始の精神という灯を絶やさずに続けてきたからに他なりません。本年度、我々は皆様と共に歩んできた60年の歴史を振り返り、今一度JCが、次代の担い手となる責任感を持った指導者を育成していく団体であるというJC運動の原点に立ち返りたいと考えております。そうすることで、我々現役メンバーが過去の功績の数々を再認識し、東大阪JCが時代に合わせた運動の発信をしてきたことも同時に共有できると考えます。今まで連綿と築きあげてこられた栄光の歴史という大きな傘の下に甘えて、変化を恐れていては間違いなく時代に取り残され、行動で示さなければ地域からも信頼はされませんが、運動の根幹部分は創始の時代からまったく変わることなく守られてきたことを再度確かめましょう。東大阪JCは明るい豊かな社会の実現に向けて、まず一人の社会人として、またJC運動を効果的に推進する牽引役となるべく、個の力を伸ばすことに努めてまいります。そして、新たな社会の創造に向けて挑戦を続け、青年の無限に広がる可能性を発揮するべく大きな一歩を歩み出してまいります。

未来への羅針盤

東大阪JCでは節目ごとに5年先や10年先の「明るい豊かな東大阪の実現」を見据えた中長期ビジョンを策定しています。ビジョンとは団体が思い描いている近未来像であり、運動指針や組織のあり方を示している重要な物です。ビジョンを策定することにより多くのメリットが生まれます。対内的なメリットとしては東大阪JCが向かう方向性や目的地が明確になり、メンバー一人ひとりの意思が統一され、団体としての一体感が生まれる点が挙げられます。また、団体の協力者との良好な関係構築にも寄与するといった対外的なメリットも存在します。ビジョンという形で内外に団体の意思を表明することにより、団体の存在意義が多くの人に認知されるようになり、ひいては賛同者の増加にも繋がります。

時代の流れとともに社会の価値観は多様化し、変化は加速度を増しています。その結果、10年先の未来を見据えて発信した運動でさえも、わずか数年で時代の求めるものが変わり、手法や、アプローチの方法を変えるなどの細かな軌道修正を余儀なくされる事態となりつつあります。本年度、東大阪JCは設立60周年のビジョンを策定いたしますが、我々は青年の特質たる進歩性をもって未来に向けて歩みを進めていかなければなりませんし、変化の移り変わりの激しい時代であることを念頭に置いた上で、今後10年間の根幹となる方向性を見定めなければなりません。メンバー全員がビジョン達成という目標地点の共通認識を持つことで、組織としての方向性が揃います。そうすることで確かな歩みを進め、強靭な組織づくりが可能となります。たとえ一年単位で考えた際の足取りは小さくとも、その一年一年の小さな積み重ねが未来のビジョン達成へと近づくと私は確信しております。

来たるべき時代を見据えて

東大阪市が発表した将来予測では、市の人口が2060年には30万人を割り込むであろうと予測されております。人口減少という未来については我々を含めた全員に実感の薄いことかもしれません。しかし、近年の東大阪市における出生率の低下は人口減少の予兆を示しております。東大阪市の出生率は国や府の平均値よりも低く、今後は全国平均よりも早いスピードで人口が減少すると予想されています。人口減少の原因は様々ではありますが、私は大きく二つの原因があると考えます。一つ目は子育て世代が抱える問題への理解の薄さです。核家族化や、都市部への人口一極集中が加速化する一方で、夫婦は共働きで協力しなければ子育てが成り立っていかず、現代の育児事情の厳しさはより深刻化しております。そしてもう一つは就職年齢期にあたる若者の転出超過があげられます。東大阪には大学が多数あるため、10代後半から20代前半までの人口は転入が多いものの、それを上回る人数の若者が東大阪を去り、他地域に移り住み就職をしている現状があります。東大阪JCはこの2つの問題を次の世代へ先送りせず、立ち向かっていかなければなりません。親世代が安心して働ける環境づくりと、学生が希望を持って東大阪に根付くための環境づくりを東大阪JCとして進めていく必要があります。

まず、親世代と学生に対する具体策として、多くの企業経営者が集まる団体でもある東大阪JCが企業もひとも育てるリーダーをめざす団体へと進化しなければなりません。自らの企業がまちに貢献するために率先して学び、発信することで東大阪JCの理解者が増えていくと考えます。近年子育てに積極的に関わる男性を職場で支援するための様々な試みが全国に広がりつつあります。東大阪JCではこの新たな動きを東大阪市内の企業に広めるための運動を発信します。長時間労働を強いる従来の価値観を持った企業から、家庭事情への理解を示す企業に生まれ変わることで、優秀な人材が集まる企業へ、ひいては人口減少対策の一助へ結びつくと考えます。

また、学生に対しては、東大阪にある企業を広く周知できる機会を設けます。企業と学生の互いに交流する場を持つことにより、企業側は他地域から移り住んできた優秀な人材を発掘し、学生側は東大阪が誇る企業に関心を寄せることで、人口流出対策の一助に結び付くと考えます。東大阪JCではこの2つの運動を、人口減少に対する現在の問題解決に向けての契機とするべく発信してまいります。

それに加えて、次代のまちを担う子供たちが、郷土愛を持って東大阪を支えていけるよう対策を進めていかなければ、人口減少問題の最終的な解決にはいたりません。未来を担う子供に対しては、自分たちが住むまちを知り、まちを考える機会を提供します。東大阪というまちを子供たちに学んでもらい、子供の意見が生きるまち、また能動的参加型のまちを子供たち自身で創り上げることにより、子供たちのまちへの帰属意識が高まり、やがては、子供たちの郷土愛の育成へと繋がります。

これら運動を東大阪JC創立60周年記念の柱として、また、大人と学生と子供の三世代が直面する現在と未来の人口減少問題解決へ向けて発信してまいります。

誇りを持てるまち東大阪へ

「明るい豊かな東大阪の実現」や「誇りを持てるまち東大阪」という文言から想起されるイメージは千差万別でありますが、本年度我々は「東大阪を誇りに思う未来のひとづくり」をテーマに掲げ活動を進めてまいります。東大阪JCでは一年ごとに目標を設定することで重点的に課題解決に取り組み、「明るい豊かな東大阪の実現」に向けて活動しております。この広い東大阪全体を変えていくのは途方もない道程ですが、その道程を見つめていく中で、東大阪市を構成している要素を細分化し自らの視点に置き換えてみると、最小単位には私たちの家庭があり、数多くの家庭の集合体が自治体となることが分かります。しかしながら、その最小単位であり、地域のコミュニティを支える家庭におけるバランスが崩れつつあります。その結果生じている問題点の一つとして、行き場を失った子供が数多く存在します。自分たちの存在を認めてくれる居場所がこのまちにはない、と感じてしまった子供たちが成長した時、安住の地としてこのまちを選び、新たな家庭を持つでしょうか。東大阪JCではこの問題にスポットを当て、社会から孤立した子供が地域に愛着を持って成長できるべく、社会的包摂の推進を行います。我々まちの大人と子供たちの交流を通じて、子供が東大阪での未来に希望を持てるよう、行動を起こしていきましょう。そして、子供が住み続けたいと感じられる東大阪を共に考えてまいりましょう。その積み重ねが、まちへの帰属意識の高まりを促し、新たなコミュニティが生まれ、やがては50万人が総活躍する東大阪の明るい社会へ繋がっていくと確信します。

また、自分が住まうまちに愛着を持ち、郷土愛を育むためには地域のたからを見定めることが重要です。どの地域にも人材という大きなたからがあり、わがまち東大阪も例外ではありません。とりわけ、この地域は河内国と呼ばれていた時代に河内鋳物師と呼ばれる職人集団が活躍していた地域であることからわかるように、古くから日本のモノづくりの原点でありました。近年では観光資源として東大阪のモノづくりを支える職人がクローズアップされております。我々を含めた東大阪市民全体にモノづくり精神あふれる職人の持つ価値を知っていただく機会を東大阪JCが提供することで、東大阪市民のたからが人材であるということの共通認識ができ、やがては互いが誇れるまち東大阪への創造に近づいていくと考えます。

未来の担い手づくり

近年、学校教育の問題が報じられ、声高に教育現場の責任が叫ばれておりますが、果たして責任は学校だけにあるのでしょうか。子供たちを取り巻く環境は、我々青年期に生きる世代が幼いころに経験してきたものとは異なってきております。とりわけ家庭と地域のコミュニケーションが急速に減少していることも原因の一つではないかと私は考えます。事実、日本の各地で地域と住民の結びつきが年々薄れ、かつての当たり前であった家庭や地域と子供たちが密接に関わりあいながら成長していくといった機会は減少傾向にあります。まちの希望を繋いでいくには、未来のまちを創っていく子供たちが、まちへの愛着や地域への感謝を持った人間へと成長していくことが重要です。地域の魅力や価値に気付くことで、子供たち自身がまちへの愛着を増し、ひいては自らがまちの魅力を伝えていくことができる人材へと成長します。我々は自らの地域をしっかりと意識し、自らの成長を支えてくれる地域やそこに住まう人々に対する感謝の気持ちを持って行動しなければなりません。そしてわがまちを想うことのできる未来の担い手を育成していきましょう。

子供は親や大人の背中を見て育ちます。それはすなわち私たちの行動一つ一つがそのまま未来へと映し出されてしまうことへと繋がります。東大阪JCに求められているのは、道徳観や社会性を養う教育の場を提供することです。そのためには古くから続く国技である相撲を通じて相手を尊重する心の重要性を体感してもらうことが必要です。また、日本古来の精神性や礼儀作法を東大阪JCが子供たちに伝えることも忘れてはなりません。

最後は誰かがやってくれる、と他人任せにして傍観者になるのではなく、我々が率先して伝えていかなければなりません。子供たちはまちのために汗を流し真剣に取り組む大人の背中を見て、東大阪が誇れる地域であると認識を持ち、このまちで未来を描いていけると私は考えます。子供だけでなく我々地域の大人が模範となり、まちの未来を共に考えていきましょう。子供たちを変えるにはまず自らを律し変えていく覚悟を持ち、率先して行動しましょう。

新しい自分との出会い

人口減少は自治体だけの問題ではありません。JCの世界でも近年会員は急激に減少しております。東大阪JCでは近年の新たな取り組みが功を奏し減少に歯止めをかけることに成功しておりますが、本来の目的は減少防止ではなく、同志を増やし運動を広めることが拡大であるべきです。会員拡大は仲間づくりや組織力強化といった内面的な部分も多分にありますが、JCがまちからどのように評価されているかのバロメーターとしてメンバー数が指標となるといった外面的な部分も存在します。地域での存在感を強め、地域によりよい影響を与えるべく、新たな人材を増やしてまいりましょう。東大阪JCが市内の隅々に運動を発信していくには多くのメンバーが必要です。まちを想う団体に賛同者が増え、未来に対して希望を持てる運動を多くの方に発信していくことで会員拡大に繋がります。さらに、まちを思う仲間が一人でも多くなることは理想を現実のものと変える原動力となります。まちを創るには自ら行動を起こす能動的な人材が必要であり、能動的な人材を創るには多くの仲間が必要であり、また人は人によって磨かれていくのです。一方で会員拡大はメンバーの大きなスキルアップに繋がります。多くの人にJCの魅力を伝え、入会を決意してもらうまでの過程は自社製品の特徴を説く企業活動にも通ずるものがあります。東大阪JCをまず知ってもらいましょう。どんな素晴らしい団体であっても知られなければ存在しないも同義です。また、全員がJCの顔であるという意識を常に心がけ会員拡大に取り組んでまいりましょう。会員拡大は入会したメンバーがJC運動を理解し、実践するまで成長してこそ成功したといえます。JC運動を理解したメンバーは自ずと運動を発信するようになり、やがては会員拡大を推進する人材へと成長していきます。メンバー全員で新入会員へJC運動の大切さを伝え、真の会員拡大を成功させましょう。私は熱き想いを持った先輩諸兄に育てられ、JC運動に多くの学びをいただきました。この学びを、現役メンバーとまだ見ぬ次代に繋がる青年たちに継承したいと考えます。そして、彼らはやがて私たちを超え、力強く運動を展開する原動力となることを信じています。未来を見据えて会員拡大に取り組んでまいりましょう。

自分をデザインする

東大阪JCは多くの事業を通じて「明るい豊かな東大阪の実現」に向けて運動している団体です。だからこそ自分自身がよりよい運動を発信する人材になるための修練が重要です。それはまちづくりのためのひとづくりであるといえます。また、我々は明確な目的を持った団体であり、その実現のためには誇りと責任を持った次代を牽引するひとづくりが求められます。まずは、例会への出席や研修を通じて行われていることの意味や意義を丁寧に伝えていかなければなりません。その基礎を身に付けた上で、自ら行動を起こし今までの自分から背伸びをしてみることこそが真の自己成長へと繋がります。地域に能動的な変革を促すにはまず自らが模範を示す存在でなければなりません。そして多くの人に理解を求め、巻き込んで、これからの地域の発展に尽くしていくことが重要です。また、周りから期待されるリーダーとは、ビジョンを掲げ、方向性を示して仲間と切磋琢磨しながら共に成長を遂げる人材であると考えます。そのためには、JCに入会をした一年目こそが真のJAYCEEをめざす上での重要な時期であると考えます。多くの仲間と出会い、経験を重ね、新しい自分を発見することこそが、地域変革への第一歩となります。いつも歩く道を離れ未踏の地に飛び込み新しい自分を探しにJCの門を叩く新入会員が、JCの魅力を最大限に享受できるよう、経験あるメンバーが率先して伝えてまいりましょう。

国際人とは

JCの3信条は個人の修練、社会への奉仕、世界との友情であり、東大阪JCは設立当初より国際社会への関連を重視しております。1965年に姉妹締結を結んだ台湾の台中國際青年商會とは50年を超える交流を積み重ね、フィンランドのオウルJCとは2010年より交流を積み重ねてまいりました。その結果、他国民や異文化を理解することへの意識が高まり、他国との交流において最も基本的な心の繋がりを育む基盤が築き上げられてきたと考えております。近年日本を取り巻く国家間の情勢は複雑になっておりますが、国際交流における最大の民間外交は人と人の個人間交流であると私は考えます。台中國際青年商會とは長い交流の歴史を積み重ねてきた結果、親密な関係であるといえます。また、近年姉妹JC関係にあるオウルJCとのコミュニケーションも円滑になりつつありますが、より一歩踏み込み、東大阪を発信する必要があると考えます。加えて2019年ラグビーW杯を2年後に控える中、多くの外国人が訪れるチャンスを目前にしていることもあり、国際化への取り組みは急務です。しかし、国際化において外ばかりを見て内包する素晴らしい自国の価値や地域の価値を知らずに、自国を語ることに消極的な日本人が多く東大阪JCメンバーも同様に感じます。国際人とは自国や地域に誇りと愛着を持ち、自らの言葉で地域の文化や歴史を語ることができる人だと私は考えます。互いの違いを尊重する相互理解を実現するための誇れる財産が東大阪には多数存在し、それらを発信していくことで、人と人のより踏み込んだ東大阪を発信する交流に繋がると考えます。

JCの持つネットワーク

JCは全世界のネットワークを有する組織であり、各市町村単位でのJCが存在するとともに、都道府県、地区、日本、世界と各単位で構成された組織でもあります。毎年東大阪JCを代表して多くのメンバーが様々なステージへと出向していきます。出向は自らの成長をもたらし、可能性を切り開く絶好の機会です。そしてその経験はやがて東大阪JCの財産へと繋がっていきます。出向するメンバーは東大阪JCの活動を基本としながらも、自己研鑽の貴重な機会を有意義なものにしなければなりません。また、毎年出向をする東大阪JCのメンバーが異口同音に語るのが東大阪JCブランドの再認識です。先輩方がこれまでに各ステージで活躍し、東大阪JCの財産や誇りを生み出していることを認識し、自分たちが東大阪JCブランドをより魅力あるものへと発展させるべく経験を重ねましょう。また、出向していくメンバーの能力や人柄はもちろんそうですが、出向者に対する手厚い支援はより活力を与え、ひいては出向者とLOM双方の誇りに繋がっていきます。参加するLOMメンバーにとっては、各種大会のスケールメリットを生かした学びが得られ、さらなる自己成長と共に、JCのネットワークの広さを再認識する場になると確信します。

東大阪JCではこのネットワークを地域に還元するべくさらなる強化を図っていきます。2019年に控えたラグビーワールドカップ花園開催を周知し、東大阪を全国にPRする絶好の機会とするべく、他の開催地と連携を深めてまいりましょう。その第一歩として、他の開催地LOMとの情報交換の場を持ち、開催に向けての取り組み方を模索し、各開催地が相乗効果を得られる一年にしていきましょう。

強靭な組織へ

組織を組織たらんとするには、役割分担やルールに則って行動することが不可欠です。徹底した規則と指示体系を整えることにより組織の維持はもちろんのこと、信頼される組織へと繋がっていき、ひいては東大阪JCの価値へと変わると私は確信しております。我々はその名のとおり、会議から全ての運動を生み出しております。だからこそ会議は緊張感を持った場であり、組織の根幹であり続けなければなりません。我々が一般社団法人の道を歩み出してから3年が経過しました。移行当時は情報の少ない中多くのメンバーが最良の道を模索し尽力しました。しかしながら、3年前に定めた定款や諸規定と今の求められるものが本当に合致しているのかを今一度見定める必要があります。東大阪JCは時代の変化に合わせながらも公の団体として、組織の健全性や透明性を担保していかなければなりません。規律を持った組織運営を行っていくことで団体としての力強さを生み出していきます。盤石な運営が行われることにより、東大阪JCメンバーが各々の力を最大限発揮するための大きな礎となると確信します。また、事業を構築し、運動を発信するための予算はメンバー一人ひとりの年会費や協賛金から成り立っていることをメンバー全員が理解する必要があります。その上で適正かつ厳正な予算配分を行うことで、社会からの負託にこたえる組織をめざします。運動と運営が対になることで東大阪JCをより強靭な組織にしてまいりましょう。

情報発信からのまちづくり

東大阪JCの運動を進める上で発信力を高めることは運動効果の最大化を図り、地域の認知度向上や賛同者の増加に繋がります。それはやがてまちづくりのための大きな力となります。逆に、どれだけよい事業を行っていても、周知できなければ事業の効果は薄れてしまいます。そのために発信者は東大阪JCが創り上げた運動の魅力や事業の価値、そして何よりも各々の志を十分に理解した上で発信する必要があります。発信者が企業経営時に行う商品の情報発信を地域経営に転換し、商品の全容を把握しその先を語ることで、受け手側は商品の価値だけではなく、その先にある夢に共感を抱きます。管理をする窓口は一つに絞りますが、全ての委員会が対内対外を問わない情報発信の必要性を認識しなければなりません。我々が持つ志をしたためた運動を地域内外に浸透させていくことで東大阪の誇りを生み出してまいりましょう。

東大阪JAYCEEのあるべき姿

積極的な行動は、理想としている自分に一歩でも近づきたいという前向きさを感じます。自分の理想は自分の中にしかなく、一人ひとり違う形ではありますが、その理想実現へ多くのきっかけを与えてくれる場所がJCです。あらかじめ決められたレールがあり、安全なそのレールの上だけを走り、寸分違わず正確な軌道を進むのも一つの人生ではありますが、失敗を恐れず、新たな道を模索して挑戦する道を選ぶ方がよりよい成長に繋がります。これこそ先達が60年間積み重ねてきた東大阪JCの誇りであり、伝えていくべき精神です。聞きかじったもっともらしい言葉で繕うよりも、自分の心を表す言葉を探し、自らの道標としましょう。JCに在籍している期間は、自分探しのために悩むことも許された特別な時間なのです。また、JCの魅力は人そのものです。入会当初、私は全力を出すことを恐れていました。自分自身の小さな限界を知ってしまうのを恐れ、弱い自分の姿を真正面から直視するのが怖かったのです。しかし、そんな小さな自分を気付かせてくれたのはJCの先輩方であり、多くの仲間でした。己の限界を勝手に線引きせず、決して得意でもないことに本気で取り組む仲間の姿を見て、私は自分を変えたいと考えるようになりました。東大阪JCの先輩方はまちのためだけに情熱を傾けていたわけではなく、残されたメンバーに対しても未来を見据えて愛情を注いでいたのだと改めて感じます。これは東大阪JCが育んできた素晴らしい伝統であり、また我々もこの伝統を継承していかなければなりません。我々一人ひとりの力は決して大きくありませんが、互いが影響を与え、磨き合うことにより、JCという器に心が注がれ、やがては一つの大きな運動となっていくのです。「古今、物事を革新するものは多くはその道の素人である」という司馬遼太郎先生の言葉のごとく、革新を目指し、進歩の原動力たらん青年であり続けるかぎり、我々の団体は自ずと輝いていくことでしょう。冷めた自分を演出せず、今を大事にし、仲間と共に創り上げる今を共有しましょう。それはやがて新たに積み重なる歴史となり、まちの未来へと繋がります。自分の心に灯を灯し、その灯を広げてまいりましょう。そして、まちのことを本気で考え、我々がまちの未来を創ってまいりましょう。

今年度専務理事・副理事長基本方針

名称をクリックすると各 基本方針がご覧いただけます。

  • 小平 賢一副理事長基本方針
  • 利川 邦真副理事長基本方針
  • 奥田 雅保副理事長基本方針
  • 中山 吉典専務理事

小平 賢一副理事長基本方針

1957年、前身の布施JCが設立されてより創始の精神を絶やすことなく継続され、本年度、60周年を迎えるに至りました。「明るい豊かな東大阪の実現」という運動の根幹は変わることなく、さらに次代へバトンを引き継いでいかなければなりません。そのためにこれまでの歴史に恥じない荘厳な式典を執り行うことで、メンバー全員に東大阪JCプライドを伝えます。また、先輩諸兄やこれまで関わりのあった行政、各種団体、同志である各地会員会議所に敬意を表すると共にビジョンを共有、発表する場といたします。

東大阪市においても少子高齢化は例外ではなく出生率の低下による急速な人口減少が予測されています。男性の育児参加など新たな家庭事情にスポットを当て、子育てに対する理解を深めると共に、東大阪の企業と学生の交流をとおして学生の囲い込みに繋げることが必要であると考えます。これらを盛り込んだ人口減少対策の一助となる創立60周年記念事業を開催いたします。また、子供たちに対して東大阪の市政を学んでもらう機会の提供をとおして、東大阪での将来にイメージを描いてもらえるよう郷土愛を育んでまいります。

核家族化の進行や子供を取り巻く地域教育の環境変化に伴い、家庭のバランスが崩れることでネグレクトと称される社会問題が発生してきたと考えられます。行き場を失った子供たちが再び自信と東大阪への愛着を持てるように、共に事業を開催することで社会的包摂の推進に繋げます。また、古来より東大阪に根付くモノづくり精神からアプローチすることで東大阪のまちのたからの価値を知る機会を設け、誇りを持てるまち東大阪を創造してまいります。

本年度創立60周年を迎えられたのも先輩諸兄がたくさんの同志を募り、運動に邁進してきたからに他なりません。東大阪の未来に灯を灯し続けるためには会員拡大は欠かせない重要な運動です。先入観に捉われることなく積極的に取り組んでまいります。

利川 邦真副理事長基本方針

年齢制限制度を設けているJCが存続するために会員拡大は必要不可欠です。昨年は会員の増加に成功しましたが、まだまだJCという団体の認知度は高いとはいえません。会員拡大の成功へはメンバー全員がJCの顔としてJCの魅力をまちに伝えていく必要があります。魅力を伝えることで価値を高め、さらなる会員拡大へと繋げてまいります。また新入会員に魅力を伝えることができなければ真の会員拡大とはいえません。理解することでJAYCEEとしてのプライドを持ち、JCの魅力をまちへ伝えるようになります。そうすることでJC運動が伝播し新たな人材が自ずと集まると確信します。

同じ志を持つメンバーが増えることは組織にとってたからであり、ひいてはまちの大きな財産となります。期待と不安を抱きながら第一歩を踏み出す新入会員が過ごす初年度はとても貴重な時間です。委員会や例会への出席を経てJCの基本を学び、各種事業や大会への積極的な参加を求めるためにも出席に対する意義や、それに関わることの必要性を伝えなければなりません。JCはまちづくりのためのひとづくりの団体であるといえます。人材育成について学ぶこともあれば、学生たちと行動を共にすることもあります。多くの仲間とまちの未来を切り拓くために経験を重ね、得た知識を活用し、議論による理想を掲げるだけではなく、まちのリーダーとなるべく具体的に行動しましょう。

よりよい変化を生み出すために、学び行動し続けることのできるリーダーたちが、委員会の垣根を超えて交流することにより新たな気づきや成長に繋がります。互いに切磋琢磨することで相互理解が生まれ共鳴し合い、活気に満ちあふれた魅力ある組織へと繋がります。

我々は単年度制という不連続の連続で運動を続けてまいりました。1年間という時間は有限ですが使い方は無限です。今しかできないことを率先して行動し「明るい豊かな東大阪の実現」に向け邁進しましょう。

奥田 雅保副理事長基本方針

まちの発展には未来を担う子供たちへの教育はとても重要です。その中で家庭と地域住民の結びつきが薄れていることは近年の教育問題の一因でもあります。 まずは、子供たちにまちへの愛着や地域への感謝の気持ちを持ってもらうために、率先して自分が住む地域のたからや価値を調査、研究し、まちの魅力を発見してまいります。さらにそれを発信することで、わがまちを語ることができる人材へと育成し、地域に誇りを持った人間へと成長します。また、相撲を通じて日本古来の精神性や礼儀作法を伝えることで、相手を尊重する道徳心や協調性を養ってまいります。

JCは3信条の基、世界との友情を育んでまいりました。東大阪JCも先輩諸兄から脈々と続いている国際交流の歴史の中でお互いを理解し、友好関係を築いてきました。これまで姉妹JCである台中國際青年商會とオウルJCとの交流を積み重ねてまいりましたが、お互いの親交をさらに深めることで心の繋がりを育んでまいります。

JCIおよび日本JCの各種大会の目的を理解し参加していただくことは、東大阪JCだけでは経験できない運動を知ることができる機会です。東大阪JCからも毎年多くのメンバーが出向し、新たな成長を遂げると共に東大阪JCのブランド力向上にもなり、LOMの活性化に繋がっています。また、2019年に迎えるラグビーワールドカップ花園開催を周知するために、JCが持つネットワークを利用して他の開催地LOMと連携を取ることで、東大阪JCとしての取り組みの方法を模索し、ラグビーのまち東大阪を発信してまいります。

「明るい豊かな東大阪の実現」のためには、我々大人が地域に誇りを持ち、まちのことを想い率先して行動する背中を未来の担い手である子供たちにみせなければなりません。そしてそのパワーを東大阪に伝播するためには同志を増やし運動を広めていくことが重要です。メンバー一丸となって会員拡大を成功させましょう。

中山 吉典専務理事

東大阪JCは60年もの間、先輩諸兄から脈々と運動を受け継ぎ「明るい豊かな東大阪の実現」をめざし、展開してまいりました。今後もその運動がより良いものとし、継続していけるためにも我々一人ひとりが役割分担やルールに則り、責任感と自覚をもち行動することが必要不可欠であると考えます。まずは運営面から盤石な体制を築くことは元より、法令を遵守し、細かい配慮も大切にしながら指示体系を整えてまいります。

LOMの最高意思決定機関である総会は厳粛に執り行い、理事会においては建設的な議論が円滑に行えるよう基本に忠実な運営を心がけてまいります。会計面ではメンバーより拠出された年会費を無駄にすることなく適切な予算であるかを厳格に管理運用しJC運動を支えてまいります。

東大阪JCでは3年前に一般社団法人格として運営しております。日本JCや他LOMなどの情報を収集分析し時代の変化に合わせながら、現状の求められる運営とは何かを考え定款や諸規定を見定めてまいります。

LOMが行う事業には素晴らしい運動があります。その運動をさらに実りあるものにするためには地域や市民に運動の意図や意義を周知することが必要であります。

よりよい運動を展開しても知られなければ効果は薄れます。知りたい情報が瞬時に得られる時代ですが、情報の信頼性も含め情報ツールを研究し、コンプライアンスも遵守しながら有効に利用する必要性があります。的確な情報発信をするために事業担当者と連携し情報を発信してまいります。そうすることでLOMの持つ運動を地域内外に浸透させ認知度の向上もめざしてまいります。

会員拡大を行うことは組織を継続していく上で不可欠であります。メンバー一人ひとりが広告塔となりJCの魅力を発信し会員拡大の成功に繋げ、入会を決意した方々に自らがJCで経験したことを伝えることでJCのもつ可能性を理解していただき真の会員拡大を成功させてまいりましょう。

60周年までのビジョン

東大阪JC中間運動指針
紡げ 創始の熱き情熱を 織りなせ 歴史の輝きを