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VOL.4 06BULLS(ゼロロクブルズ)

大阪府東大阪市に本拠地を置く野球チーム06BULLS(ゼロロクブルズ)を取材した。

06BULLSは2011年に発足し、関西独立リーグに所属、2014年よりBASEBALL FIRST LEAGUE(ベースボール・ファースト・リーグ)に加盟し活動を行っている。

 

6月28日、BFL(BASEBALL FIRST LEAGUE )の8回戦・和歌山ファイティングバーズとの公式戦が行われる花園セントラル球場にやってきた。試合前の練習が行われる10時まえ、すでに30度をも超える暑さを感じさせる中、選手たちは声を出し合い、監督やコーチたちの打球を打ち、ノックを拾い続けていた

監督は近鉄バファローズや西武ライオンズで活動された村上隆行氏が務め、コーチ陣に石毛博史氏や坂克彦氏等プロ野球で活躍された人物が並ぶ。現役時代の活躍を見てきた我々はそのユニフォーム姿にドキドキさせられた。

 

当然、現役選手は18歳から20代前半が多く現代の若者らしくスタイルが良いのだが、監督・コーチ陣の体格は一回り大きく感じた。元プロ選手のオーラが一層そのように見せているのかもしれない。

 

監督やスタッフに練習の合間の時間を頂き、いろんな話を伺った。

まず、06BULLSを立ち上げたかを聞くと近鉄バファローズの延伸的なチームを作りたいとの想いであった。チーム名もバッファローを思わせるBULL(牡牛)であり、大阪という土地にこだわり、その中でもスポーツを含む多角的に積極的な街である東大阪市で発足した。監督やコーチも近鉄バファローズの出身選手が揃えてある。

監督に東大阪市の印象を尋ねてみると「モノづくりを始めとして、こだわりが感じられ、また挑戦的」と答えてくれた。確かに人工衛星を市内の企業の集まりで打ち上げ、ラグビーの聖地を置き、井山裕太九段や山中伸弥教授を生み出した街である。もちろん松井稼頭央選手をはじめ野球で活躍している人物も多い。

そんな東大阪市で06BULLSを「街の人々に夢を見せられるチーム」に育て上げようとしている。06BULLSは特に中学生をはじめとする学生に積極的に関わり合っているそうだ。設立当初から市内の各中学校をまわって野球教室を開いたり、シーズンオフには準硬式野球連盟に所属する東大阪市選抜や大阪府選抜と真剣勝負を行う。もちろん06BULLSが大勝するそうだが、「子ども達に本気のセミプロ野球チームと戦う」ことを経験させることで悔しさを覚え、努力を覚えるそうだ。負けをバネに、「来年こそは1点を取り、失点を1点でも減らす」と対06BULLSの対策を練ってくる。選手にも刺激になり、子どもと共に成長できる。

 

夢を見せられるチームをつくるにはまず、選手を育てないといけない。しかもチームカラーとするには連続的に行わなければならい。

 

村上監督は「失敗を恐れない挑戦する気持ち」そして「目的は勝つより人間形成を育む」ことが夢を見せられるチームづくりになると言うのだ

最後にチームの注目選手を尋ねると村上監督は「注目選手は全員です」「先入観が無いままグランドで選手の輝きを探してほしい。そこで見つけた輝きがホントの意味でダイヤの原石なんです」と答えた。そして「このチームはチャレンジを続けていくので楽しみに見ていてください」と今日の試合のためベンチに向かった。

和歌山ファイティングバーズとの8回戦は3対3と同点で終わったが、2桁安打と好調で最終回も1打サヨナラの場面まで演出した。今日一日、村上監督の想いと選手達の姿を見ていると、このチームに地域チームでの夢が見せてもらえるのではと思えた。

 

いつの日か06BULLSが東大阪市民にとって無くてはならないチームにくれるはずである。

バファローズのように、夢が見せてもらえる野球をし、地元に愛され、子ども達には所属選手を目標にプロ野球やメジャーで活躍できる日が訪れることを期待したい。

※1 東大阪市出身の選手、左から西尾(にしお)瞭汰(りょうた)(長瀬中出身)投手、上村(うえむら)健斗(けんと)(縄手中出身)ショート、永山(ながやま)海斗(かいと)(英田中出身)キャッチャー・ファースト

※2 西尾瞭汰選手は先発投手、上村健斗選手はスタメン1番バッターで出場

※3 フラッグやのぼりは協賛で作成。シーズン終了後に選手のサイン入りで協賛者にプレゼント。