一般社団法人東大阪青年会議所

理事長所信

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チャレンジフォーザフューチャー

 ひとは、一生を送る過程で幾つもの岐路に直面します。選択の連続があったからこそ今があり、今後も選択は続いていきます。未来は誰も知ることができません。しかし、果敢に挑戦した先には永遠に拡がる可能性という素晴らしい景色に出会うことができます。心が震える瞬間は挑戦の先にあります。
平成の時代から令和の時代を迎え、新天皇の即位は、社会に期待感と高揚感をもたらせましたが、激動の時代は続き、進歩の原動力である若者の挑戦によって新時代を築いていくべきです。いつの時代も青年がもつ無限の可能性でイノベーションを起こしていることは歴史が実証しています。我々青年世代が新たな時代の先駆者となるべく、青年らしく強く、潔く行動し未来を築いていきます。
JCは、まちづくりをするためのひとづくりを行う団体です。生まれ育ったまちが輝くことでそこに住むひとが郷土愛と誇りをもつことができます。まちをつくるという壮大な目標を描くためにまずは、まちのことを本気で考えるひとをつくる必要があります。まちを本気でよくしたいと思う灯が、ひとからひとへと伝播し東大阪JCは63年の歴史を築いてきました。時代や環境が変化する中にも創始の精神が今なお紡がれています。歴史を引き継いでいる私たちも、熱い想いでまちづくりを行い、仲間と切磋琢磨し試練を乗り越え未来へと挑戦することで、まちが輝き、ひとも成長します。
挑戦しましょう。「明るい豊かな東大阪」の実現に向け。
明るい豊かな東大阪の実現に向け、まちに変革や革新を起こしてきた東大阪JCは、未来を築くため、社会課題の解決という観点にも着目しています。東大阪JCの運動は、SDGsの掲げる課題解決の目標と通ずるものがあり、より分かりやすく運動を展開し、まちづくりの一助とするため、本年はSDGsの項目にある、グローバルパートナーシップの活性化、安心安全の社会構築、質の高い教育を主軸に運動を展開してまいります。当事者意識をもって行動するJAYCEEとして未来を担い、持続可能な社会の起点となる運動を展開することで、まちが可能性に満ち、明るい豊かな東大阪の実現に近づきます。

挑戦への第一歩

 青年は、無限の可能性に満ちています。無限の可能性は、自己成長を求めることで開花される行動力と探求心を伴った者が得ることができます。人生は、自ら決断し一歩を踏み出さなければ今と何も変わりません。JCは20歳から40歳までの青年団体ですが、人生において20代30代は仕事やプライベートにおいて最も活動できる大切な期間であり、どう生きたかというのは非常に重要です。人生の大切な時間にまちづくりやひとづくりのためJCの門をたたき活動する決意は、尊い一歩を踏み出しています。その初歩の想いを胸にJAYCEEとしての道を歩み、挑戦することの重要性を学び、個々の可能性に挑戦して欲しいと願います。
現在の東大阪JCは、在籍5年未満が8割を占める状況です。新入会員のみならず、JCの基礎知識や青年経済人として学びの機会は重要です。JCがどのような活動や運動を行っているのかを理解し、自らが能動的に参加することで、仲間と切磋琢磨し絆を築き、同じ志をもった同志となります。また、JCには、独自に培ってきたプログラムや社会でも活用できる研修の機会を作ることができます。東大阪のことを本気で考える次世代のオピニオンリーダーとなるJAYCEEへと成長するため、メンバー全員で研鑽の機会を作っていきましょう。

挑戦への礎

 明るい豊かな社会の実現という目標のもと、情熱をもって活動しているJAYCEEだからこそ、切り拓くことができる未来があります。ひとは未来に夢と希望を感じた時、自身の壁に挑み躍動する人生を歩むこができます。誰かがやる、ではなく自分がやるという情熱をもった青年の同志を募ることで新たな挑戦への礎となります。
会員拡大が必要な理由として、まずは、メンバーが多くいると成長の幅が広がることです。そして、様々なひととの出会いや繋がりは多種多様な価値観に触れ、刺激となり自己成長に繋がります。また、メンバーが増えることで地域の隅々まで運動を発信することもできます。JCはまちづくり団体であり、卒業された先輩諸兄には卒業後も地域から必要とされるまちづくりを行っている方が多くおられます。JCのメンバーが増えることはまちづくりを行うひとが増えるということに繋がります。また、会員を増やすだけが拡大ではなく、退会者減少も全員が考え取り組むべき課題です。JAYCEEとしての自信と誇りをもって、仲間との繋がりを育くんでいきます。
会員拡大は、メンバー一人ひとりが「会員拡大は自分が中心となってやるのだ」という強い想いを持ちながら取り組む必要があります。会員拡大の重要性と意義をメンバーが理解し、全員拡大を掲げ、拡大中期ビジョンを軸として未だ見ぬ新たな同志との出会いの創出に取り組んでいきましょう。

新たな交流へ

 東大阪JCはグローバルパートナーシップとして民間外交を進めてきた歴史があります。民間外交とは、国際間での政治関係によらず民間で外交をするものです。東大阪JCの国際交流の歴史において、台中JC、オウルJCと姉妹締結を結び国際的な友情で固い絆を守り続けてきました。
グローバルパートナーシップの担い手として、これまで受け継いできた友情を育み、相互理解を深めるとともに、未来へ向けて民間外交を活性化していく必要があります。本年、台中JCとは、姉妹締結55周年という節目を迎えます。また、オウルJCとは、姉妹締結10周年を迎えます。交流を重ね築いた軌跡は、年毎に様々な取り組みを行い今日まで歩み、歴史を作ってきました。歴史を振り返るとともに、多くの先輩諸兄が築き上げてきた歴史に感謝し、これからも変わらぬ絆を育んでいきましょう。また、個と個の交流がこれからも変わらぬ関係を築いていく一助となり、一人ひとりがホスピタリティをもって交わることで、個と個の繋がりが強固になります。姉妹JCと交流する際には、全員が交流できる機会を作るとともに、新たな友情を作っていきましょう。

東大阪を世界へ

 2019年東大阪JCと東大阪と市民の夢であったラグビー世界大会が開催されました。東大阪としても市民としてもグローバルな意識の重要性を感じる機会が多くあったのではないかと考えます。本年、東京では大きな世界大会があり、2021年は東大阪も開催地域の一つでもあるワールドマスターズゲームズ、2025年には、大阪万博、今後IR誘致など、国際交流の機会が多くあります。国際交流に大切なことは、郷土愛や誇りをもって自身の国やまちの魅力を相手に伝えることです。私は、JCに入るまでは、海外旅行に行くことはあっても、ひととの交流をすることはありませんでした。JCに入り国際交流をする機会があった際、必ず「あなたの国やまちのことを教えてください。」と言われ、当初私はそれに答えることができませんでした。しかし、相手が自分の国やまちのことを詳しく語れていることに、悔しさと不甲斐なさを感じたことを覚えております。東大阪には世界に誇れるものが多くあります。近年では東大阪ブランドを確立しつつあります。しかし、それを海外へ十分に発信できておらず、東大阪のインバウンド効果は大きくありません。東大阪も地域資源やブランドが確立されているのであれば、それらを市民と共有し国内外へ発信することで東大阪へ訪れる人々の増加に繋がります。インバウンドによる効果は、地域経済が活性化されるだけではなく、市民が世界に誇れる東大阪の確立に繋がります。郷土愛と誇りを持ち東大阪を世界へ発信していきましょう。

以和為貴

 聖徳太子の十七条憲法の第一条に書かれている「和を以て貴しとなす」とは、和の心で協調することが最も尊いことであるという意味です。和の心とは、同じ志を持った仲間が集い、互いに切磋琢磨し、熱い想いで交流することにより培われるものだと考えます。JCには我々と同じ志を持った仲間が、全国各地だけでなく世界中にいます。各フィールドでは毎年、様々な機会を我々に与えてくれます。また、東大阪JCからも毎年多くのメンバーが出向し活躍しております。出向者を支援すると共に事業の意義を伝え、参加することでどのような知識経験が得られるかを周知して参加意欲を高めていきましょう。 東大阪JCが東大阪でJC運動や活動をできているのは、歴史を紡いでこられた先輩諸兄と身近な方のサポートがあるからです。過去があるから今があり、歴史を知ることで作れる未来があります。先輩諸兄との交流や現役中に得た経験を聞く場を通じて、様々な時代のJCを知ることのできる機会を創出しましょう。また、日々のJC活動は、家族や会社の理解があり、サポートをいただいているからです。百聞は一見に如かずという言葉があります。我々のJC活動への理解を深めてもらう機会を創出しましょう。そうすることで一番身近な方が東大阪JCのよき理解者となります。

心を寄せ合う

  私は、災害時各地にて支援活動や各所との連携を行うなどの経験を経て、助け合いの精神を感じる機会がありました。新年号、令和の意味とは、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」とされております。心を寄せ合うことで、助け合いの精神が生まれ文化になるのだと考えます。阪神淡路大震災から25年、東日本大震災から9年、防災に対しての様々な対策や意識醸成がされてきました。2018年1月に南海トラフ地震が起こる確率予想が改定され、今後30年以内に南海トラフ地震(マグニチュード8~9)が起きる確率は、70%程度から70〜80%に引き上げられました。死者は30万人以上、家屋は200万棟の建物が全壊や焼失すると言われています。東大阪も例外ではなく、大きな被害が想定されています。東大阪には、民間が手を取り合い防災に取り組んだ歴史があります。近年東大阪JCも社会福祉協議会との連携、知識共有など防災減災への取り組みを行っております。また、東大阪JCには先輩諸兄が築き上げた地域との関わりがあります。東大阪JCがもつ地域諸団体との懸け橋を活かし、万が一に必要な備えや取り組みを今一度市民へ周知し、安心安全について意識醸成を図ります。自分たちのまちは自分たちで守るという想いを醸成する災害に対する備えの重要性や防災に関する意識向上を図る運動を発信することで、市民が手を取り合い助け合いの精神が醸成されることで安心安全な東大阪の確立に繋がります。

夢を持つ重要性を次世代へ

  子供たちの未来は希望に満ちていて欲しいと切に願います。希望に満ちた未来とは、無限の可能性を躍動させチャレンジできる環境があることだと考えます。東大阪JCには多様な業種のメンバーがおり、未来を見据えて運動を展開しております。子供たちの未来に対してJCができることは、先進的な生きる知恵を教え、未来の可能性を伝えることです。可能性は、意欲を生み、意欲はやがて夢を育みます。 夢は、心のキャンパスに思い描いた以上に拡がることはありません。夢を持たなければ到達することもありません。本年、東大阪JCでは、子供たちの夢を育むことでそのキャンパスに無限の可能性を伝え、未来を切り拓く力を育んでいきます。また、様々な夢を描いてもらうためには、画一的な教育だけではなく、自分らしさを伸ばすことのできる教育が必要となります。自分らしさを伸ばすことで、本当に自分がやりたいことが見えてきます。子供たちが自分らしさを活かしながらも他を想う思いやりを持ち、互いに尊重しあい目の前の目標に向かい果敢に挑戦する心を育んでいきましょう。

公益性を持った財政規則

  近年、東大阪JCの財務処理形態は、日本JCの近畿地区や大阪ブロック協議会の財務処理形態を模範に行っております。そこでは、基準を厳格に遵守し、公正性が確保された厳正かつ健全さが求められております。コンプライアンスの徹底、会計の透明性や財務の健全性を維持し、運動と運営の均衡を保持する組織運営が必要です。ここ数年で大きく変化していますが、東大阪JC独自の処理と新財務処理とが平行して進んでいるのが現状です。臨機応変に処理する柔軟性は持ちつつもより良い財政規則を構築していきましょう。社会から信頼される組織に属し、その形態を学ぶことは、会社組織でも必ず有効活用できます。公益性を持った財政規則をメンバーと共有し社会から信頼を確立する人財を創出していきましょう。

東大阪JCの根幹

  JCは奉仕・修練・友情の3信条のもと、会議を根幹として運動を構築する組織です。東大阪JCは、総会、例会、理事会、委員会など多くの会議を行い、明るい豊かな東大阪に向け運動を構築しております。つまり、東大阪JCの運動の根幹は会議にあります。会議では、規律やルールに則ることを基本におき、メンバーが本気でまちやひとの未来を議論し、チャレンジできる運動を構築します。LOMの方向性を決定する総会、理事会の運営は、会議の見本となるものである必要があります。運営は円滑に、議論は熱気を帯び有意義な時間となるようメリハリのある運営が、LOMの運動を支える力となります。また、多彩な価値観を持ち寄り、よりまちに必要とされる運動を続けたとしても、それを受け止めてくれる相手がいなければただの自己満足となってしまいます。時代が変化し、インターネットやSNSなどの媒体が多様化し、短時間で多くのひとに伝えるツールがあります。また、合理性だけを求めるだけでなく、泥臭く自らの足で想いを伝えることも大切です。広報の様々な手法を模索し効果的に多くの市民に知ってもらう必要があります。すべての事業はもとより、東大阪JCを多くの方に発信していきましょう。

Challenge Forever

  初めからうまくいくことはありません。また、挑戦しない限り成功もありません。やるかやらないかを選択できるなら前向きな選択をすることでひとは大きく変化し成長します。JCという熟成された組織は、社業では決して挑戦できないことへチャレンジさせてくれます。チャレンジ自体は身の丈を超えた厳しいものに感じるかもしれませんが、ひとはそれを乗り越えることで自分自身の変化を感じ、自分の行動によって周りへ影響を与えることも知ることができます。
JCに入る目的や動機はひとそれぞれですが、JCには明るい豊かな社会の実現という壮大な夢があります。まちやひとのことを本気でよくしたいと思ってください。我武者羅に幾度も山を乗り越えた先にしかみえない景色があります。チャレンジした経験は自己成長となり、振り返ると多くの仲間がいます。それは生涯かけがえのない財産となります。そして、あなたの行動は、まちを明るく照らす灯となります。JCには40歳という終わりがあり、歩んだ軌跡は背中をみた後世へ受け継がれ、「明るい豊かな東大阪」の実現へと続いていきます。